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『仮殺ゲーム』

ももも著



[キャラクター紹介]
立川 春菜  中2
      友達 心愛  嫌いな人 美代

渡辺 心愛  中2
      友達 春菜  嫌いな人 美代
  
九若(ここわか) 美代  中2
      友達 春菜から奪った人  
      嫌いな人 春菜


第1章 噂のアプリ      語り手 春菜
  「ねぇねぇ、今んところ、嫌いな奴何人殺した?」
  「う〜ん、15人くらいかな〜。」
  「そんなに〜?!その中に私入ってる?」
  「どうかな〜。」
「怪し〜い!」
 またみんな同じ話をしている。私が友人の心愛から聞いた話によると、それは、「仮殺ゲーム」というスマホのアプリらしい。嫌いな人の名前をいれて何で殺したいかを選び、スマホの中で殺すゲーム。
 確かに、私にも嫌いな人がいる。それは……美代だ。美代は、自分が可愛くて気前がよいからといって、なぜか知らないが、私の友達を奪っていく。でも、私は1人じゃない。心愛が友達だ。昔、心愛も美代に友達を奪われた時があって、やられたもの同士友達になった。そしてもちろん、心愛も美代が嫌い。それから、心愛は何とかしてスマホのアプリに「仮殺ゲーム」を入れたらしい。
さらに、1日1回、スマホの中で美代を殺していると聞いた。
……あっ!横を美代が通っていく。しかも、また誰かとあんなに笑顔で話している。………あっ、あれは、前に私から奪った友達!よく友達取っておいてあんなに人の前で笑えるな……。あ〜ー!!ムカつく!!
     私も、あのアプリ欲しいな。
アプリを手にいれようとしても、どうやって手にいれるのか分からないし、心愛に聞いても、「ひ ・ み ・ つ!!」って言って教えてくれないし…。
どれもこれも、全部美代のせいなんだから!
「あいつ、よく人の前で笑ってられるよね。」
 この声は、心愛だ。
 やっぱり、私の気持ちわかってる。 
「ほんと。ガチでムカつく。それにしてもさ〜、本当にアプリ、どうやって見つけたの?」
「だから、秘密だって。ひ・み・つ!」
「も〜。おしえてよ〜。」
「ダメったらダメ!それだけは教えてあげないもんね。」
「何でよっ!……も〜、心愛ったら。」
 それから、授業も終わり、家に帰った。

 家に着き、すぐ自分の部屋に入ってベッドに飛び込んだ。そして、脇の棚の上からスマホをとった。
「う〜ん……今日は[仮殺ゲーム アプリ]で調べてみよう。でも、前も同じワードで調べた気がするけど……まぁ、いっか。」
 そして、検索した。……が、仮殺ゲーム自体でてこない。検索結果もほぼみたが、不自然なほど無かった。
ついに、最後の検索結果まできてしまった。
(はぁ……どうせないと思うけど見てみるか。)
そして、とうとう最後の項目にたどり着いた。だが、私は驚きで目を丸くした。
 そこには、
   「仮殺ゲーム スマホ アプリいれる」
とあった。
「あった……あった、あったあった!!わ〜い!これでいつでも美代を殺せるぞ!!よっしゃーー!!」
 嬉しくて嬉しくて、ベッドの上で跳び跳ねていた私は、トランポリンのように縦に弾むベッドの上から飛び降り、今度はベッドに寄りかかるように、カーペットの上に座った。
 そして、興奮を押さえながら、その項目をタップした。すると……、突然スマホの画面が真っ暗になった。
「あれ?何?ちょっと!嘘〜!壊れちゃったの?あとちょっとだったのに……」
 ボタンを押そうが、画面や本体を叩こうが、その真っ暗な画面は直らなかった。失望から、思わず天井を見上げて、スマホから目を離していた。

      ブー〜ーーーーーーー

手の中のスマホが振動していた。
直ったのかと思い、画面を見たときだった。
その真っ暗な画面の中に、赤い、文字が浮かんできた。

   「ト ウ ロ ク カ ン リ ョ ウ」

その文字の下に、血が垂れた跡が徐々に浮かび上がってきた。
気味が悪くなり、電源ボタンを押したが、全く戻らなかった。私は、どうしようもなくなり、スマホをポケットに突っ込み、ごみ回収所まで走っていった。
そして、画面を下にして捨てた後、帰ろうとしたときだった。
後ろから何か感じた。
ゆっくり振り向いた私の足元には、画面が上を向いている私のスマホがあった。
下向きにしておいたはずなのに、なぜ?と、思いながらスマホを足で踏んで、ボロボロに壊した。
これなら、もう大丈夫。
後ずさりしながら、走り出した。
母に聞かれたら、落としたとでも言っておけばいいだろう。とにかく、あのスマホから遠くへ。
家に駆け込んだ。


俯いたまま、自分の部屋に入った。
今日のことは忘れよう。そう思っていたが、
私の机の上に
あのスマホは
あった。

あの時の画面のまま、壊す前のままの状態で、そのスマホはあった。逃げ出しそうになったが、ためしに近づいて、ホームボタンを押した。
すると、何事も無かったかのようにホームに戻った。
ほっとしてスマホを見ると、そこにはあのアプリが入っていた。

  「仮殺ゲーム ~嫌いな人を殺しましょう~」

 私は早速やってみようと思い、そのアプリをタップした。
ビシャッ という効果音と共に血が飛び散り、そこにだんだん濃く「仮殺ゲーム」と出てきた。そして、その下の方にあった「スタート」のボタンを押した。すると、

 「アナタガ殺シタイ人ハ誰デスカ?」 

と出てきた。私は、空欄に「美代」と入力した。次に、 

 「何デ殺シタイデスカ?」

と出た。どうやら、選択できるようだ。

 「1 包丁 2首しめ 3毒殺 4刺される
  5自殺 6ばらばら 7その他」

どれにしよう……。う〜ん、よし、「ばらばら」にしよう!
そして、「ばらばら」を押した。すると、手形が出てきた。その下に、

 「手ヲカザシテクダサイ。」

と書かれていた。不思議に思いながらてをかざす。

      ズボッ

手が、スマホの中に入っていく。抜こうとしても、抜けない。逆に吸い込まれていく。必死に反発するも、体まで吸い込まれてしまった。前が明るく光る。
眩しい。目を閉じて、私はスマホの中に完全に吸い込まれてしまった。
「痛っ!!」
気がつくと地面におもいっきり尻餅をついていた。
しかも、前には、なぜか美代がいる。そして、自分の手には包丁が握られていた。包丁を捨てようとしても、離せず、捨てられない。でも、これはゲームだ。
ためしに、美代を後ろから、おもいっきり包丁で切りつけた。美代が倒れる。返り血が自分の体と顔に飛んでくる。私は、ゲームだということも忘れて、自らの怒りと恨みにまかせて、何度も何度も、何度も………切り切り切り切り………
 気がつけば、美代はばらばらになっていた。
 私は爽快感に浸り、膝から崩れ落ちた。そして、返り血を浴び、真っ赤になった外の通りで、大笑いしていた。
「アハハ……アハハハッ、アハハハ!アハハハハハハッ!!…………………」

そのうちに、私の周りがまた白く光り出した。そしてまばたきしているうちに、いつの間にか自分の部屋に戻っていた。スマホは、自分の前にあり、画面を見ると、
カウンターが「1」に増え、上に[殺した回数]と出ていた。そして、

 「カウンターガ100カイマデタマルトイイコトガアリマス [10カイタマルゴトニモイイコトガアリマス]」

と書かれていた。回数制って楽しそうと思いながら、夜ご飯を食べ、眠りについた。

第2章 うらみ       語り手 美代
 私は今、「仮殺ゲーム」というスマホのアプリにはまっている。それは、スマホの中で嫌いな人を殺すゲームだ。だから、現実には起こることもない。
 私が嫌いな人は春菜だ。なので、現実では春菜の友達を奪い、スマホの中ではたくさん殺している。

小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である ももも さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

初めての投稿なので暖かい目でご覧ください。
読んでくださるだけでもとても嬉しいです。拙い文章で申し訳ありません。
  (ただいま、執筆中です。あとから付け足して  
   いきます。)
2020/01/02 21:14 ももも



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