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『私を返して』

雪羽 優音著



ここは、廃村なった村、呪縛村。元は、栄村だったのだがある事件を機に
この村の住民100人だったのに対し91人も行方不明となってしまった。
その事件とは、、、

栄幽霊呪縛事件 (さかえゆうれいじゅばくじけん)
このお話は、お父さんのお爺ちゃんが体験した話なの、本当かどうかは
わからないけど、、、、


この村は、栄村という農村だった。けれど、栄村という割にはあまり栄えていない村だったらしい。

お爺ちゃんには、二つ上の兄がいたらしい。
今日もお爺ちゃんの兄と学校に行った。
お爺ちゃん達が住んでいる所は、山の奥だったから朝早く起きて寺子屋に行かなければならない。
だから、
am6:00

「いってらっしゃい!気を付けなねぇ!」
お母さんが元気よくお爺ちゃんとお兄さんを送り出してくれた。

そして、山を下る為に竹藪を通らなければいけない。
いつものように竹藪を通って行く。
いつもならこんなに竹藪の道を通るのに苦しまなかったけれど、、

今日は違かった。
周りは、いつもより霧が濃くて辺り一面が真っ白になった。
一瞬だけおかっぱの女の子が見えた気がした。
でも瞬きをすると少女の姿は消えていた。
それとともに寒気と恐怖が襲ってきた。

「兄ちゃん、怖いよ。歩けない。」
お爺ちゃんは、兄にしがみ付いた。
けれど、、兄は
「いいから、前に進んで。壮二郎」
僕は、言われたと通りに進んだんだ。
すると、竹藪のところから抜け出せたものの

兄の姿がいなくなっていた。

泣きながら学校に走っていく、そして先生に話した。
「先生ぃ、、兄さんが、、、消えちゃったぁ」
大泣きで学校に来た僕を先生が見て困惑していた。
先生や、お母さんやお父さんが兄さんを必死に探していた。
捜索は、二か月半も続いた。
けれど誰も兄さんを見つけることが出来なかった。


そして、、ずっと兄さんの行方を探していたら村長さんは一つの栄村の伝説を思い出したといい、話してくれた。

話をまとめると

数十年前に、この村に謎の伝染病が伝わってきた。
その伝染病で約60人が命を落とした。
その遺体を竹藪の祠の下に祭ってある。
伝染病を止めるために神様に生贄を捧げようとして
一人の少女が生贄に出された。
少女の名は、 
節美 (せつみ)
少女には、親もいなくて生贄にはとても良い人材だと考えて節美の片手片足を切断し祠の下に埋めたらしい。
片足と片手は川の祠に供えたらしい。
そうしてから、この村から伝染病は消え去り今のような栄村が出来たといわれている。

その、節美が死んでから伝染病は止まったものの不可解な事件が沢山起きた。
それは、お爺ちゃんの家の付近を通るたびに
「助けて」
「痛いよ」
「お母さん」
などという声がきこえたり。
ある日の一日だけ
小さく幼い少女の姿が見えるらしい。

それが、村長の知っている伝説だった。
そして、、生贄に奉げた日、、それが

霧の濃くなる日

だった。僕に、とっても恐怖が襲ってきた。
今朝竹やぶであった少女は節美だったのか

村人全員で祠の下に行った。
そして、沢山のお供え物をした。

けれど、祠に対し沢山お供えしてお無駄であることに気づいていた。

だって

祠と反対方面に土をかぶって頭から出血して片手片足が無く青白い肌のおかっぱの女の子が僕たちを睨んでいるんだから

僕はどうする事も出来ずに呆然と女の子の方を見つめていた。
僕は、少し気づいていた。

祠の下に節美の死体があるので無くて
節美が立っている石が縦にきっちり積まれているところに節美の死体があるのだと


石を積んでいるということは、現世に戻りたいことを表している。

ごめんね

僕は、そう告げた。僕が謝ったところで何も解決はしないと自分ではわかっていた。

「どうしたら、兄さんを返してくれる?」
そうボソッと話す。
そしたら、女の子は指をさす。
そして

「私を返して」

指をさした方向は水の流れが激しい川だった。
僕は、ひたすら走る。兄さんを取り戻すために
そして、節美に謝罪の意味を込めて


川につくと一目でわかる祠がある。そこをそっと開けて綺麗な紙に包まれている小さな足と手を抱えてまた戻る。

そして、そっと竹藪の下に置いてごめんなさいと
頭を下げる。

すると、女の子はすっと消えた。
小さな声で

意地悪してごめんね


そう囁いた。
僕は、大泣きした。


とても泣いた。見ず知らずの女の子だったけどとても大切だと
感じてしまったから。


その後、兄は畑の井戸の付近で倒れていたことが分かった。
二か月の記憶もなく、最後に覚えているのは
ある少女が

君の弟はえらい子さんだね

とほほ笑んでいたことだと兄は話していた。





それを聞かされた私は、とても泣いた。
お父さんの隣で一人泣いていた。


今は、もう栄村は無くなったけど節美ちゃんはきっとまだ栄村に住んでいた人の心の中にまだいると私は信じている。

end

小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である 雪羽 優音 さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

このお話は、私雷白が妄想で
書いたお話です。
正直実際にあるのかは知りません。すいません。
最後ま読んでくれてありがとうございます。

是非コメント残してくれると喜ぶ

製作時間 約40分
反省点 語り手の切り替え 話の内容
<(_ _)>
2018/12/23 15:41 雪羽 優音



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