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詩/短歌/俳句

『たぶんきっと』

碧威著



たぶんきっと たぶんきっと
たぶんきっとぼくは はなをふみつぶすことさえできないのだろう
なきごえ さけべと よべど
ぼくはいろさえよごすことができないのだろう

かためられたもじをひもとき ふるわせるといき
ぼくはきずをつけることさえできないのだろう
そうして まっしろになっていくのだろうか

ほほえめど ほほえめど ぼくはほほえめないのだろう
うごけど うごけど ぼくはうごけないのだろう
もとめど もとめど ぼくはもとめきれないのだろう

しめりけさえあざわらうくうきがぼくをつつめど
ぼくはぼくでいなければならず
それはなにも きふくにとんだみちではないのに
いえば あるくのだろう あるけばふるのだろう
みちがさびしげだとすれば それは あめなのだろう

つくれど つくれどこわし
こわせど こわせどつくり こわれつくられ
せかいはちがうというのだろうか
ならばうめよう そのはしをわたろう
ふでが ひとりでにうきしずむままに

だからだめだというのだろうか
つくりては かわらぬというのに
はねよ はねて
ぼくはまたあらいめをなぞり なでた

なぜ くちをとじ めをつむり
くうきがさまようくうきのなかでさまよう
すけば なにもいわぬのだろうか
すけよ すけよと ふでをあめがなでた
とうて すけるものではないと いった

なつかしのあるひ みみにしたこえをまたさがして
もどりたいとほしはあがる よどおし よどおり
おはいり たぶんきっとぼくは

座りすぎたのだ。

詩/短歌/俳句のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である 碧威 さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

時が来たら消える世界のおはなし。
2018/06/21 18:59 碧威



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