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現代小説/歴史小説

『最期の時間、君と思い出。』

*ゆい*著



“「天音っ…天音っ!!」
何度言っても返事が無い。天音は、空に旅立ってしまったのだ。”

 私は八知香夏(ヤチ・コウナ♀)。妖魔から人を守る為に、妖討軍の本部の特別部隊で働いている。特別部隊とは、選ばれた最も強い十人の兵士である。特に私は特別部隊の一人の尅藤天音(コクトウ・アマネ♂)と仲が良く、そのせいか一緒に仕事をするのが多かった。
 遂に今日はその妖魔の王の、「下鮫酷魔ゲサメ・コクマ」を倒しに来た。妖討軍は全部で五百人程の兵士がいる。兵士を全員連れてきて、酷魔を倒すのだ。
 私はまず、天音と一緒に敵の強さを見た。その時、何故か兵士が一斉に酷魔に向かっていった。私は驚いて「危ないっ!!」と叫んだ。その瞬間、およそ三百人程の兵士が一瞬で惨殺された。兵士の血肉がボタボタと落ちてくる。私はその様子に血の気が引いた。天音の方を見ると、酷魔の方を憎しみの目で睨んでた。天音は両親を妖魔に殺されたから、凄く憎み恨んでる様だ。
 そして特別部隊が突入する。僅かな兵士と特別部隊で、ギリギリ互角な様だった。
              *
 そして時が過ぎた。兵士はもう一人も残ってなく、特別部隊も四人死んでしまった。酷魔ももう死ぬ。だが天音も私も特別部隊の皆も、瀕死だった。天音は片方腕が無くなって、利き腕しか無かった。
 急に天音が言った。
「俺は片腕が無い。だが皆は全身治る。だから俺は行くよ。香夏、皆、今までありがとう。楽しかった。」
私ははえ?と変な声を出すと、やっと天音の言った意味を知った。
「そんな…。やめてよ、天音!!皆でやればもう倒せるじゃん!片腕が無い?もう一つの腕があるじゃん!生きていこうよ…皆で…もう人が死ぬのを見たくない…それも大事な仲間の…。」
ポロポロと私は涙を流す。
天音も涙目だった。
「ごめん、香夏。俺も、大事で大好きだ。でも、やる時はやるんだ。男に二言は無い!!!!」
そう言うと、天音は酷魔に飛びかかった。
「「「「「「天音ッッ!!」」」」」」
天音が酷魔に斬りつけると同時に、酷魔が天音に斬りつけた。
天音は酷魔の腹に、酷魔は天音の背中に。
 そして酷魔が倒れる。天音は高く飛んだので、落ちていく。
私は急いで走って、天音を受け止めた。力には自信があった。天音は、まだ何とか生きていた。
「バカっ…バカ!何で飛び込むんだよ?!もっと方法がー」
そう言ってる途中で天音が、
「そんなに泣くなよ。香夏は笑ってた方が可愛いぞ…。」
と、震える手で私の涙をグイッと拭った。
「もう…。うるさい…!…好きだったよ…。ずっと…。」
私は泣きながら言った。すると天音が、
「俺も。」
と言ってキスをして来た。私もそれに応えた。
そうしたら、急に天音の顔が離れた。私は吃驚して下を見ると、天音が寝ていた。と思ったら、死んでしまっていた。本当に寝顔の様だった。

「天音っ…天音!!」
何度言っても返事が無い。天音は空に旅立ってしまったのだ。
私は泣きながら、天音の手を握って
「…もう少ししたら逢えるよ。」
と微笑んだ。

小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である *ゆい* さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

・ファンタジー要素入ってます!
・鬼滅の刃を参考にしました。
・文おかしいかもです(^^;)
・一部流血表現があります。
これでもか良い方ご覧ください☆。°
2020/04/30 00:50 *ゆい*



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