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現代小説/歴史小説

『おさな妻・和奈(その7)』

阪井美奈著




 夏休みが間近い日。短縮日程でお昼に授業が終わった。
 和奈が高校から帰ってくると純郎の声がした。和奈を呼んでいる。
 おそるおそる叔父の部屋のドアを開けると、純郎は布団にはいって寝ていた。
 「風邪をひいちまったよ。そのせいか、腰が重い。和ちゃん、揉んでくれないか?」
 和奈は部屋にはいるのを躊躇った。
 「叔父さん、変なことするから……」
 「変なことはしないよ。誓って。頼むから揉んでくれよ」
 半袖カッターブラウスに襞デザインのプリーツスカート。白いハイソックス。学校帰りの服装のまま、叔父の部屋にはいる。
 「ありがたい」
 叔父の純郎は上布団を足元に片付けて、うつ伏せになった。
 和奈は叔父の腰を揉みはじめた。純郎は気持ちよさげな声を出す。
 やがて、ひととおり揉み終わると、叔父は仰向けになった。
 「和ちゃん、お腹も優しくしてくれ」
 「そんな……」
 とまどった。どうすればいい?
 純郎はからだを起こしてきた。和奈の手首を掴んで強く引っ張った。倒される。純郎の胸と和奈の胸は重なる。
 「な、なにを!」
 純郎は力を込めて抱きしめてくる。和奈の下半身を男性性器が圧迫した。
 「きょうは放さないよ。大好きだ」
 「やめて」
 和奈の脚に叔父の脚が絡みついてきた。組伏せられたらおしまいだと思った。
 必死に抵抗しはじめた。
 顔を引っ掻いた。唾を吐きかけた。何度も吐きかけた。
 「じっとしていればいいんだ!」
 純郎は体勢を入れ換えようとする。和奈の抵抗を払いのけながら、平手打ちを見舞ってきた。
 痛みを感じてふっと和奈の力は抜けてしまった。

つづく
 

小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である 阪井美奈 さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

次回も宜しくお願いします。
2019/12/19 19:39 阪井美奈



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