歴史小説・現代小説の投稿サイト・ShortSTORY・ジャンル別にページが分かれています。

歴史小説・現代小説 投稿 サイト/短編・掌編・長編。歴史小説・現代小説の投稿

現代小説/歴史小説

『G北の…(明35、初めての横浜カレーに恐れまくりビビリまくる加代さん、汁だけ避ける)英視点』

ぷーでる著



「腹が減ったな」
「何処かで、食べていきましょうよ」

 俺と加代は、喫茶店を見つけ中へ入った。
 店員に案内され、テーブルにつくと、メニューを渡された。
 とりあえず、先にコーヒーを二つ頼む。

「横浜のカレーって有名なんだぞ」
「ああ、あの香辛料のかかったごはんね?食べた事あるの?」

「ずいぶん前だが、知り合いの家で、ごちそうになった事がある」
「辛くない?」

「それほどじゃないよ」
「ふーん」

「口直しに、アイスクリームも頼んでおこう」
「氷菓子ね、どんな感じかしら」

 俺と加代は、カレーがくるまで、しばし汽車時刻表の本と
 日本名所案内書を読んでいた。

 「今日は、横浜でホテルに泊まっていこう」
  俺は、今日、汽車に乗るのはもう遅いと判断した。

 「せっかくここまで来たんだから、
        明日は上野動物園に行こうよ」

 加代が日本名所案内書を開いて、目を輝かしている。

「ええ?」
「私、ライオンが見たい!」

「これから北海道へ行くのに、
   そこで道草食っていたら、いつまでも着かないぞ!」

 「ただの寄り道くらいいいじゃない!」

 俺と加代が言い合っているところへ
 「お待たせしました、
   ご注文のカレーライスで、ございます」と言って、

 お店の人が、カレーライスを二人の前に置いた。
 テーブルに出してあった二冊の本は、手荷物の中へしまう。

 「いただきます」
 加代と俺は、カレーライスを食べ始める。

 「うん、うまい」
 「……」

 俺は、一度食べた事があるせいか抵抗なく口に入れている。
 加代はというと、おっかなびっくりだ。

 「加代さん、何でごはんの白い部分しか食わないんだ?」
 「……」

 「汁ばっかりになっちゃうぞ」
 「そうね……」

 加代は、ようやく、汁の部分も口に入れる。恐る恐るだが。
 生まれて初めての辛味が、伝わってきてビクッとなった。

「だっ、大丈夫?」
「か、辛い……」

「早く水を飲むんだ」
「う、うん」

 加代は、コップの水を飲みようやく落ち着いた。
 しばらく、カレーライスをマジマジと見つめ、
 ため息をついた。再び食べ始める。
 また水を飲む。

「食えるの?」
「ええ、水を飲みながらだったら」

「うまいの?」
「辛いけど、美味しいわ」

 加代は、笑ってカレーライスを完食した。

 「お待たせしました、アイスクリームでございます」
 お店の人が、アイスクリームがのった器を持ってきた。

「つ、冷たい!」
「甘い!」

「かき氷とは、全然違うな!」
「うん、頭にカキーンて、こないし」

 俺と加代は、美味しいものを食べて満足すると
 横浜のホテルへ向かった。

 あ〜、今日も色々あって疲れたぜ。まっ、いっか。

小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である ぷーでる さんに帰属します。無断転載等を禁じます。


2018/07/14 18:21 ぷーでる



このページの先頭に戻る ↑ 

はじめての方へ

小説投稿サイト・ShortSTORY

小説投稿サイトとは?

ミステリー小説・SF小説・ホラー小説の投稿。短編・掌編・長編オンライン小説/ネット小説投稿サイト『ShortSTORY』、ミステリー小説・SF小説・ホラー小説の投稿が無料。感想やコミュニティでの意見交換など

坂口安吾のすべて
チェンマイのレンタカー
レンタルバイク【チェンマイ】
チェンマイ・焼肉・日本式
チェンマイ・居酒屋・日本料理・和食・ガガガ咲か場