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現代小説/歴史小説

『きみとぼく、そして、あの子とあいつ。 02』

文学少女見習いの見習い著



★ ☆ ★ ☆

そんなこんなでなんとか目的地である私の家に着いた。所要時間1時間弱。
長いね。というか、寒い……。
あれから色々あったのだけど、すべて説明すると時間がかかるし面倒なので割愛。

「あー。なんか予想通り……」
「味気なくて悪かったな」

人の部屋に入って第一声がそれかよ。失礼な。
確かに女子の部屋にしては殺風景だとは思うけど……。そこまで
言われるほどなのか?

「どーぞー」
「「「おおー」」」

クッキーを出した瞬間、みんなの顔が少し明るくなった。……うん。
相変わらず、誰かが喜んでくれるってのはいいね。作りがいがある。
直也が手を出そうか少し躊躇している。どういう意味だ。毒なんて
入れてないぞ。
その横から幸輝の手がぬっと伸びた。サクサク、といい音を立てながら一言、

「京花のクッキー美味いぞ」

そんな風に直也に薦めている。……いや、なんでそれを君が言うかな。
不自然すぎるでしょ。

「……美味い」
「すご……1日経ってもしけてない。私作ったら次の日とかしけっとるのに」
「材料少なくしてあるしな」

お菓子に関しては譲れないわけで。下手なもん作るとお姉ちゃん(叔母さん)に怒られるし。あの人怒ったらお菓子教えてくんなくなるからなぁー……。
くわばらくわばら。

「何するー……」
「もう何もないよ」

一通り遊んでしまった私たちは、何もすることがなくて暇を持て余していた。

「幸輝、大丈夫?」
「……んぁ?」
「なんかめっちゃ眠そうだけど」
「うん。眠い……けど大丈夫」
「本当?」

大丈夫て、頭ぐわんぐわんなってますけど……?
その後、睡魔に耐えようとしてなぜかテンションが振り切れ、笑上戸になった幸輝は半強制的に寝かされることになった。

「私も眠い……」

そこに便乗してみたりしてみなかったり(もちろん前者)。幸輝の希望で「耳かきボイス」とやらをかけたんだけど、好きなのが無くて、結局音フェチ用の料理動画をつけた。
ああ、耳が洗われる……。

……ん? フラッシュ?

うつらうつらしていると、一瞬白い光が部屋に広がった。そう、カメラのフラッシュみたいな。
フードかぶって寝てる癖があるから良かったけど、写真とって何になるんだろ。
変なの。

「……ふぁぁ。誰かフラッシュたかんかった?」
「ああ、あれ間違えて懐中電灯点けてしまったんよ」
「ふーん」

……嘘だ。写真撮ったんやな、本当、詩織は分かりやすい。
だって、フラッシュじゃないにしろ、懐中電灯点けてしまうようなこと普通ないし。

「どうせあれだろ? 寝方のことだろ」

あー……はい、納得。あれか。


小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である 文学少女見習いの見習い さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

お久しぶりです。
閲覧ありがとうございます!

少し編集しました!
2018/01/30 22:42 文学少女見習いの見習い



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