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ファンタジー/童話

『髪の毛煮たら、神が来た3』

ぐっさん著



「あーもー、この漫画の10巻目どこですかー?」
「勝手に人の家でくつろぐな!」
そう言いつつも飲み物何が良い?とか聞いちゃうのは人の性なのか、田中は思った。
「しっかし、何もありませんねぇ。もっとフィギュアとかポスターとかが所狭しとあるんじゃないかと思ってましたけど。」
「オタクの部屋と一緒にするな」
「それで、なんであんな面倒くっさーい方法で召喚したんですか?。胃腸薬とかスライムとかいりませんよ?。」
「ぅ、それはだな…」

五時間前
「久しぶりに料理でもするか」
俺はエプロンを着ながらそう言った
元々俺はそんなに料理が上手いわけではないし、作るのが好きな訳でもない。
別にお腹も空いていない。
本当にただなんとなくしようと思ったのだ。
「カレーなら簡単だろ」
やっぱり料理の基本はカレーだろ!それになんかカレーに入れれば何でも食えるって聞いたし…
この時、俺はカレーの恐ろしさ、自分の愚かさに気づいていなかった。
「まずはニンジン、ジャガイモ、肉…何だっけ?」
久しぶりすぎて材料も忘れるこの始末☆
「…とりあえずチョコでも入れるか…」
お菓子を入れるこの始末☆
「これで水入れて煮込むと完成かぁ」
ルーを忘れるこの始末☆

五分後
「さあて、カレーはどうなったかな」
ほわぁぁん
蓋を開けると中からほんのりと甘い匂いが漂ってきた。
「あれ…、なんか違う」
ここで作り直せばいいけど俺は
「よし、材料追加するか」
材 料 追 加 し て し ま っ た の だ
「プリンとか、ポップコーンとかどうかな」
菓子に近づくこの始末☆
「くさやとか…良いアクセントになるかも」
臭くなるこの始末☆
「胃腸薬とか…面白そう」
ゲ○に化しつつあるこの始末☆
「あれ、この片栗粉色違うな…もしかしてレア物!?」
スライムを片栗粉と間違う
こ の 始 末 ☆
本当にあの時の俺はどうにかしてた目が節穴なんて物じゃない。

さらに五分後
「どうなったかな」
デロデロデロデロデローン
あ!、やせいのダークマターがとびだしてきた!
「うわあ…」
俺は悟った。
もう一人で料理なんぞしない。
とうとうバカになった俺は急いで前髪を切り、鍋に投入し、
「フハハハ!(以下略)」
と言ってみたところまじでティファが出てきてびっくりした。

「…ということだ。」
「意外と料理下手だったんですね…」
「俺は世界一の料理下手かもしれん」
「でも大丈夫!」
そういうと、いきなりティファが立ち上がり、部屋から出て行った。
「おい、どこへ…」
「ご安心ください!」
キッチンに着くとティファは鍋を取り出しいろんな物を入れ、そしてなにやらぶつぶつ唱えると、
「はいはーい、なんですか?ティファさん」
「おお!マリーナさん!早速ですが、彼にお料理作ってくれませんか?」
「はいっ、お安い御用ですっ!」
そう言うが早いか、マリーナと呼ばれた水色でゆるーくカールがかかったボブで、ウエイトレスの服を着た少女がクルクルと踊った。
よく見ると片手にはフライパン、もう片手には釜を持っていて、踊るように調理していく。
「おまたせしましたっ!、チャーハンですっ」
そういってマリーナはチャーハンがのった皿を差し出してきた。
部屋全体にフワッとチャーハンの良い匂いが広がった。
「おう、ありがとな」
チャーハンを口に運ぶ。
パクッ
「う…美味い!」
「えへへー、ありがとうございますー」
「ちょっ、私にも一口っ!」
「って、言ってる傍から食ってんじゃねーか」
「お、おいしぃーっ!、やっぱりマリーナさんの料理は美味しいです!」
「えへへ、うれしいなぁ」

「また来て下さいねーっ」
「はーいっ」
そう言ってマリーナは天に昇っていった
案外、召喚者も悪くは無いなと思い始めてきた田中であった。



小説のコメントコメント
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お腹すいた
そうだ、チャーハン食べよう
2018/03/24 12:30 ぐっさん



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