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ファンタジー/童話

『「黒猫クロの冒険」』

清ピン著



僕の名前はクロ。元、野良猫出身で、ご主人さん、がつけてくれた。初めての出会いは道端の歩道である。
僕は顔をいつもの様に洗っていた。その時、ご主人様が、近寄って来て、僕の前に立ち突然顔や、身体を指すつてくれた。次の瞬間僕の身体を掲げあげ、「家の子になるか」と言ってくれて、名前も付けてくれました。それから、僕はご主人様の家族になりました。初めての家族に戸惑いは、ありました。何しろ野良生まれの野良育ちの僕に、家族の皆が、遊んでくれたり、トイレ作ってくれたり、お風呂に入れてくれたりして、初めての事だらけです。僕は、どうすれば良いのか、わからずに悩んでいましたが、そんな僕に、静かにご主人様が、声をかけてくれます。
「クロ、大丈夫だよ。クロ、トイレはここだよ。お、ご飯だよ。」等々
ご主人様が、色々と教えてくれました。
「黒猫、クロの冒険」・2
1で、言えなかった事がありました。僕は、女の子です。あたしと言いにくいので、これからも僕で、いきます。
僕は、戸惑っていましたが、ご主人様の優しさや、ご主人様のご家族は、とても良い人達です。僕を、可愛がってくれました。猫として生まれて、良いご主人様や、ご家族に次第に慣れて行きました。僕は、初めてご主人様に甘えて見ようと恥ずかしいけど、喉をならしました。すると、気付いてくれました。そしてたっぷりと、甘えさせてくれました。初めての出会いからしばらくたっていました。僕の遊び場は、ご主人様の平屋の家の、内と外が僕の遊び場です。そこには、色んな遊び道具があります。砂場なる場所、乾燥機なる物、勿論その他の遊び場がありました。
「黒猫、クロの冒険」・3
野良猫出身の僕には、夢の様な時間が過ぎました。ある日の事です。少しでも、冒険がしたいと少しだけ街を歩きました。近くには、水田や、溜め池等見慣れた景色を堪能しました。そして、ご主人様のお友達にも、逢いました。そのお友達も、僕を、大事にしてくれました。
「ミャン・・はじめまして・・」
「どうしたのクロちゃん」
ご主人様のお友達も、僕に、ベタ惚れです。「おなかすいたの牛乳あげるね。」
僕は勢いよく飲みました。
「ミャン・・おいしい・・」
僕は、牛乳と、ご主人様のお友達の撫で撫で攻撃に天にも昇る心地でした。その時です。ご主人様が、僕とは全く姿が違う動物を、連れて来ました。
「黒猫、クロの冒険」・4
その動物の名は、犬でした。ご主人様が野良犬を、連れて帰ってきたのでした
ご主人様は、ご家族と相談して、ご家族は家族になることを許してくれました。僕に、後輩が出来たのです。その犬は、「ちょいと」と、名付けられました。
「ワン・・よろしく」
「ミャン・・こちらこそよろしく・・」
「ワン・・お名前は・・」
「ミャン・・クロと呼ばれてる。・・」
「ワン・・私はちょいとだって・・」
こんな会話が続き、夜が来ました。
家族が4人と2匹になったのです。
こうして僕達は、お友達になりつつありました。ご主人様は、僕達二匹に、分け隔てなく愛情を注いでくれました。夏休みには、1日中遊んでくれたり、水遊びしてくれました。でも、僕は、何もつながれて無いため、自由に歩けましたが、ちょいとさんは、犬であるためかつながれてました。少し可哀想と思いましたが、ご家族のルールであるため、僕には、どうにもできませんでした。
「ワン・・クロちゃんほどいて・・」
「ミャン・・僕には、ほどけないよ・」
そんなやり取りが、毎日続きました。
「黒猫、クロの冒険」・5
そして月日は流れて、4人と二匹の生活が一年を、迎えようとしたある日の事です。ご主人様が、僕達に声をかけてくれます。
「クロ、ちょいとこっちにおいで」
「ワン・・は〜い・・」
「ミャン・・は〜い・・」
「クロ、ちょいと、君たちが、家の、子どもになって一年が、来る。今日を、君たちのお誕生日と決めます。お誕生日おめでとう。」
とご主人様が、言ってくれました。僕たちは、最初訳が、解らず出てきたご馳走を夢中で食べました。
それを、ご家族とご主人様は、ニッコリと微笑んでいました。あとから気づいたのだが、お誕生日なるもの
は、生まれた日の事らしいけど、僕たち二匹ともに野良生まれの為に、ご主人様が、僕たちの為にお誕生日を決めてくれたらしい。兎に角僕たちも、大人の仲間入りしたらしく、結婚もできる事になった。
新しい恋を見つけて見るか?
「黒猫、クロの冒険」6
お誕生日が、過ぎて暫くたったある日の事です。
僕は、いつもの様に散歩に出かけました。
「ワン・・クロちゃん散歩・・」
「ミャン・・そうだよ。・・」
「ワン・・気を付けてね・・」
「ミャン・・ありがとう。・・」
そんな会話を楽しんだあと、いつも行く
溜め池に向かいました。
その溜め池には、秋から春過ぎにかけて
色々な、野鳥さんが来ます。僕は、その野鳥さんの中に、お友達ができました。
「ピュー・・君はなんて言うの・・」
「ミャン・・僕は、クロと言うの・」
「ピュー・・じゃあ男の子・・」
「ミャン・・違うよ、女の子・・」
「ピュー・・この辺りに住んでるの・」
「ミャン・・そうだよ・・」
こんな会話が続きました。
その野鳥さんは、冬から夏前まで、この溜め池に住んでいることを教えてくれました。そして、毎日会いに行きました。
野鳥さんは空を飛べるらしく、僕に、色々な景色を教えてくれました。
「ピュー・・クロちゃん・・」
「ミャン・・なんだい・・」
「ピュー・・この池の反対側に同じ猫ちゃんがいるよ・・」
「ミャン・・そうなの、では行って見る。」
こうして僕は、初めて、池の反対側に向かう事にしました。そこで、僕は運命の出逢いをする事になるとは、この時の僕に、知るよしもなかった。
「黒猫、クロの冒険」7
溜め池の、反対側に来ました。そこには、三毛猫さんがいました。
「ミャン・・はじめまして僕はクロ・・」
「ミャー・・こちらこそ・・」
「ミャン・・あなたは何処の猫・・」
「ミャー・・僕は野良猫だよ。・・」
「ミャン・・名前も無いんだね・・」
「ミャー・・君こそ、どこだい・・」
「ミャン・・この池の反対側にある家に住んでるの・・」
「ミャー・・じゃあ飼い猫さんか・・」
そんな会話を二匹で楽しんだ。
僕も野良猫出身だから、彼の気持ちが痛い程わかった。でも、僕はご主人様に拾われた身分だから、一緒に帰る訳にも、いきません。僕は、後ろ髪ひかれる思いをしながら、この日は、彼と別れ家路についた。
「ワン・・クロちゃんお帰り・・」
「ミャン・・ちょいとさん、ただいま」
そしてご主人様が、家から出てきた。
「クロ遅かったな、家へお入り」
ご主人様が、僕の身体を、かかげあげて、家の中に入れてくれました。
もうそこにはご飯を用意していました。「残さず食べるんだよ。ちょいとにもご飯を用意しないと」
そう言ってご主人様は、ちょいとさん、のご飯を用意していました。
「クロ、今日は寒いから、お風呂に入れてやる」
僕は、ビビりました。何せお風呂に入ると、少しだけ熱いお湯につけられますから
「ミャン・・ご主人様止めて・・」
「そうか、クロ嬉しいのか。よしよし」
ご主人様は気付いてくれません。
この戦いの話は次回に・・
「黒猫、クロの冒険」8
ついにその時が来ました。
「クロ、お風呂に入るぞ」
「ミャン・・嫌だ〜っ❗・・」
「そうか、嬉しいのか。よしよし」
やはり、ご主人様は、解ってくれませんでした。僕は、お風呂場の扉をガリガリしましたが、扉は開いてくれません。僕はじっとしていられず、走り続けます。それを見ているご主人様は
「走りまわるほど嬉しいのか。ハハハ」
と言い、やはり気付いてない様子です。
「さぁ、クロ、身体を洗おう」
とご主人様が言いました。僕は、最後まで抵抗しようと、心に決めました。
ご主人様は僕の身体を持ち上げて、お風呂に入れようとします。僕は叫びます。
「ミャン・・嫌だ〜っ❗助けて・・」
僕は、ご主人様の身体に爪をたてたり、
ひっかいたりしましたが、ご主人様に敵うはずがありません。
「クロ、大丈夫だよ。温ったかいかい」
どんなに、もがいても、叫び続けても、
気付いてくれませんでした。
そしてついに、シャンプーなるものを、ご主人様が、僕に、着けて来ました。
白い泡が、僕の身体を包み込みます。
「ミャン・・助けて、お願いです‼️」
「クロ、もう少しで綺麗になるからな」
そう言うとご主人様が僕に、ぬるま湯を身体中にかけてくれます。僕は、どうする事も出来ませんでした。諦めかけた、その時です。ご主人様がタオルなるもので、僕の身体を拭いてくれました。
「クロ、お風呂から出よう。」
こうして僕は、お風呂から出る事が出来ました。長い、長い、1日の終わりです。お風呂から出たあとは、とても良い気持ちでした。それから、僕は、ご主人様のお布団の中で、眠りました。とても良い気持ちでした。また明日は、あの猫に会いに行こう
この続きは次回に・・
「黒猫、クロの冒険」9
夕べのお風呂騒動から一夜明けて、清々しい朝が、来ました。
「ミャン・・ちょいとさん、おはよう・・」
「ワン・・クロちゃんおはよう・・」
一通りの挨拶をして、僕は出かけました。昨日の猫さんに会いに行くためです。いつもの様に溜め池の反対側に向かいました。そこには、彼とそのお友達も一緒でした。
「ミャン・・おはよう・・」
「ミャー・・クロちゃんおはよう・・」
「ミャン・・その方はお友達・・」
「ミャー・・そうだよ野良仲間だよ。」
「ミャオ・・はじめまして」
こんな会話を暫くしました。彼とその仲間さんの話は、とても辛く、悲しい話でした。食事していたら、人に石をぶつけられたり、追いかけられたり、何もしてないのに罠にかかった仲間が、檻に入れられたり、と聞くのが、とてもつらかったです。そうこうしているうちに、人の声が聞こえてきました。
「クロちゃんおはよう。お友達」
その時です。野良猫の彼とそのお友達は、逃げて行きました。
「ミャー・・人間だ。逃げろ💨」
「ミャオ・・急げ、逃げろ💨」
「ミャン・・待ってよ。」
僕には、何故逃げるのか、わかりませんでした。
「クロちゃん、お友達に逃げられたの」
「ミャン・・そうなの」
そう言うとその人は、僕を、なでなでしてくれて、僕のお家まで、送ってくれました。その人は、昔に牛乳をくれた人で、ご主人様のお友達でした。
「クロちゃん、じゃまたね」
そう言うと、かえって行きました。
それから、しばらくぼーっとしていると後ろの方で、声が聞こえてきました。
「ワン・・クロちゃんお帰り・・」
「ミャン・・ちょいとさん、ただいま」
そしてご主人様の声が聞こえてきました。
「ちょいと散歩に行くぞ」
「ワン・・は〜い、じゃ、クロちゃんあとでね。」
「ミャン・・ちょいとさん、行ってらっしゃい」
ちょいとさんは、ご主人様に連れられて散歩に出かけました。それからしばらくは、野良猫さん、の彼とそのお友達の事を、ずっと考えていました。ご主人様に紹介するべきか、しないほうが良いのか
ずっと考えていました。
その後のお話は次回に・・
「黒猫、クロの冒険」10
あの野良猫さん達は、溜め池の反対側に来ませんでした。
僕は、一抹の不安が有りました。それは、人の仕掛けた罠にかかり、捕まったのか?それとも他の何かがあったのか?
僕にはわかりませんでした。
「ワン・・クロちゃん何かあったの・」
「ミャン・・う〜ん」
僕は、ちょいとさんに、相談しました。
何日もそのお友達が溜め池に来ない事。
そのお友達が、昔、人にいじめられている事などちょいとさんに言いました。
そうしたら、ちょいとさんがこう言いました。
「ワン・・私達も野良育ちじゃない、でもこうして私達は良いご主人様に拾われて生活している。きっと大丈夫だよ。
いつか、逢えるよ。生きてるよ。」
「ミャン・・そうだよね、生きてるよね。人は、悪い人ばかりじゃないもん」
僕は、ちょいとさんに相談して、気持ちが、少しだけ楽になりました。そうだよね僕達ももとは野良育ちだもん。それを、ご主人様が拾って、育ててくれている。彼もきっと、良いご主人様に拾われたんだと思うようにしました。少しだけ寂しいけど、しょうがないと諦めました。それからしばらくは、平穏な日々が続きました。でもこの春に、ちょいとさんにある出来事がおこります。
その話は次回に
「黒猫、クロの冒険」11
僕達にとって、待ちに待った春がやってきました。春は恋の季節です。男の子も女の子も、ドキドキ、ワクワクする季節です。ちょいとさんも例外ではありませんでした。最近、ちょいとさんは、ため息を、つく事が多くなりました。
「ミャン・・ちょいとさん、何かあった」
「ワン・・クロちゃん、ちょっとね」
すごくため息を、つくちょいとさん、僕はとても心配でした。僕には、そのため息の理由がわかりませんでした。でも、ある朝です。そのため息の理由がわかりました。ちょいとさんは恋におちていたのです。その恋の相手は、野良犬さんでした。野良犬さんの為お名前はありませんが、たまに、家に遊びに来てました。「ワン・・あなた来てくれたの」
「ワォン・・ちょいとちゃんきたよ」
二匹はラブラブでした。僕の入る余地はありませんでした。その為、僕は彼が来た時は、いつも散歩に出かける様にしました。そしていつもの様に散歩に出かけ様としたその時です。ちょいとさんの方から声が聞こえてきました。
「ワン・・あなた来て」
「ワォン・・じゃ行くよ。」
二匹は結ばれていました。
その後のお話は次回に
「黒猫、クロの冒険」12
ちょいとさんがお友達と結ばれて、数ヶ月が経ったある日の事です。明らかに、ちょいとさんのお腹が、ふくれていました。僕はちょいとさんに聞きました。
「ミャン・・お腹どうしたの?」
「ワン・・子供ができたみたい。」
その時です。ご主人様が来ました。ご主人様はちょいとさんに聞きました。
「ちょいと、お前子供ができたのか?」
ご主人様は、明らかに慌てた様に言いました。
「とりあえず病院に行くか?」
そう言い、ちょいとさんは病院に行く事になりました。
「ワン・・じゃ、クロちゃん、行ってきます」
「ミャン・・行ってらっしゃい」
そんな会話をしたあと、僕も散歩に出かけました。ちょいとさんの事が心配でしたが、今の僕には、どうする事も出来ませんでした。どこをどう歩いたのかわかりませんでしたが、ある場所についた時に、ある一匹の動物さんに会いました。
それは、一度あった事のある野鳥さんでした。僕は、その野鳥さんと話ました。
「ピュー・・君は確かクロちゃん」
「ミャン・・あなたは野鳥さんね。」
「ピュー・・何か心配事」
「ミャン・・う〜んちょっと」
野鳥さんに、ちょいとさんの事を、話しました。
「ピュー・・やさしいご主人様だね」
「ミャン・・とっても」
しばらくは野鳥さんと話ました。野鳥さんとの話は楽しくて時間を忘れて話をしていると
「ピュー・・クロちゃん、もう夕方だよ。」
「ミャン・・もう薄暗い、帰らないと」
こうして、僕は、野鳥さんと別れて家路に着きました。帰ってみるとちょいとさんも帰ってました。
「ワン・・クロちゃん、お帰り」
「ミャン・・ちょいとさんただいま、病院どうだった」
「ワン・・やはり、子供ができたみたい」
そんな会話を、しているとご主人様が来ました。そして僕にこう言いました。
「クロ新しい家族が、もうじき増えるぞ。喜べ」
ご主人様はとても嬉しそうでした。
話は次回に・・
「黒猫、クロの冒険」13
ちょいとさんに子供が出来たとわかり、ご主人様はとても大喜びでした。ご主人様は、ちょいとさんにとても優しくも、厳しく接していました。何せちょいとさんは母親になるのです。ご主人様は、ちょいとさんに気を配っていました。
「ちょいと、ご飯だよ。沢山お食べ。クロも、沢山お食べ。」
うご主人様は、超ご機嫌でした。
「ワン・・今日のご飯美味しい・・」
「ミャン・・ほんとだ・・」
最近は、毎日僕達にご馳走を、くれますし、何時もニコニコしているご主人様です。僕も、ちょいとさんに子供が出来るのでウキウキしていました。そんなある日の事です。僕は、何時もの様に、溜め池に散歩に出かけました。そして、ご主人様のお友達と出逢いました。
「クロちゃん、お散歩?」
その人は、逢うと何時も撫でてくれます。
「ミャン・・う〜ん」
僕は、撫で撫でしてくれるので、何時も甘えてしまいます。「クロちゃん甘えん坊ね。」そう言いながら、お友達は、お腹を撫でてくれます。そうこうしているとご主人様が来ました。「クロ、こんな所にいたのか」ご主人様は笑いながら、僕を抱っこして、家に連れ帰ってくれました。こんなたわいな毎日が過ぎ、いよいよちょいとさんの、子供の生まれる日が来ました。でも、現実は厳しいでした。
この話の続きは次回に
「黒猫、クロの冒険」14
ついに、ちょいとさんに、子供が産まれる日が来ました。その日は、とても寒い日でした。産まれ初めたのは、朝早い時間でした。もちろん、ご主人様は眠っていました。ちょいとさんは、苦しそうでした。「ワン・・痛いよ・・」
「ミャン・・ちょいとさん頑張って」
ちょいとさんは、とても苦しそうでした。まず、一匹目が産まれました。そして、しばらくして、二匹目が産まれましたが、全く動きませんでした。ちょいとさんは、気付いていません。悲しい事に、二匹目は死産でした。でも、最初の一匹目は動いていました。その時です。ご主人様が来ました。「ちょいと産まれたのか?」ご主人様の顔が、歪んでいました。でも、ちょいとさんは気付いていません。ご主人様が二匹目の子供を掴もうとしたときです。ちょいとさんは目が覚めました。
「ワン・・うちの子に触らないで・」
ちょいとさんは初めて怒りました。
ご主人様は、ご飯を与えて気を反らそうとしますが、ちょいとさんは、二匹目が死産であることに気付いていませんでした。ご主人様とちょいとさんの、攻防が始まります。ご主人様のご家族もやって来て、色々しますが、ちょいとさんはてこでも動こうとしませんでした。
「ワン・・何故子供を連れて行こうとするの?」ちょいとさんは叫び続けます。数時間が経った時です。ちょいとさんを無理やり、ご家族の方が引っ張ります。「ワン・・辞めて、放さないで。」
叫び続けるちょいとさんを、ご主人様は涙を浮かべて見ていました。3人係で、ちょいとさんを子供から離しました。その時です。ご主人様が二匹目の死産の子を、連れて行きました。そして、庭の片隅を掘り、その子供を、埋めました。ご主人様は泣いていました。ご主人様の初めての涙でした。「今度は、ちゃんと産まれてこいよ。」ご主人様はそう言いながら手を合わせてました。それからしばらくして、ちょいとさんが帰ってきました。
「ワン・・うちの子は、どこ・・」
僕は、ちょいとさんに言いました。
「ミャン・・ちょいとさん、二匹目は産まれた時に死んでたの」
「ワン・・クロちゃん、それ本当」
ちょいとさんは泣きました。ご主人様も泣きました。「ミャン・・でも一匹は生きてるよ。」
ちょいとさんは悲しみながらも、生きている我が子を、なめていました。僕の人生の中でも辛い出来事になりましたが、一匹は家族が増えたので、ご主人様は名前を、考えていました。
「よし、この子は、ジャッキーにしよう。」こうして新しい家族が増えました。
「黒猫、クロの冒険」15
ちょいとさんの子供ジャッキー君が産まれて、しばらく時が経ちました。ちょいとさんも、元気です。何時も子供の為に、ご飯を一杯食べました。ジャッキー君も、ちょいとさんのおっぱいを、お腹一杯になるまで飲んでいます。そんな姿を、ご主人様は微笑みながら見ていました。「ジャッキー、早く大きくなれよ」
ご主人様はそう言いながらジャッキー君の身体を撫でてくれます。そして僕の身体も、撫でてくれます。平和な時間が、流れて行きます。ちょいとさんも、ジャッキー君も、僕もとても楽しい話ばかりしています。
「ワン・・この子、あの人にそっくりね。」
「ミャン・・そうだよね。そっくり」
こんな話をしている側で、ジャッキー君は寝ていました。とても可愛い〜ぃ寝顔です。すやすや眠っていました。
僕はジャッキー君を起こさない様に散歩に出かけることにしました。
散歩を始めてしばらくすると、後ろから声が聞こえて来ました。
「にゃー・・君は誰?」
「ミャン・・僕の事?」
「にゃー・・そうだよ。僕はノラ」
「ミャン・・僕はクロ」
「にゃー・・じゃあ男の子」
「ミャン・・嫌、女の子だよ。」
野良猫の彼の事が、有ってから、数ヶ月経った。ある木漏れ日の日差しの中の出逢いでした。
「黒猫、クロの冒険」16
ノラさんと出逢った時です。ノラさんは言いました。
「にゃー・・君は飼い猫さんだね。」
「ミャン・・そうだよ。」
「にゃー・・この近くに住んでるの。」
「ミャン・・そう。あなたは・・」
「にゃー・・隣町だよ。」
そんな会話しました。ノラさんも、元野良猫さんらしく、良いご主人様に出逢ったそうです。でも、お互いにお風呂の日だけは、苦手で、暴れ回っているそうです。そして僕たちは、町外れの公園に着きました。そこには、人の遊ぶ、ブランコ、すべりだい、シーソー、鉄棒等たくさんありました。その中のすべりだいのてっぺんで、僕たちは、休んでました。すべりだいのてっぺんは、暖かくて、とても気持ちが良かったでが、少しでも、足を踏み外すと、下まで、滑ってしまいます。それが面白く、僕たちは、夢中で滑っていました。そしてノラさんのお話もとても面白いので、時間を忘れていました。気が付けば、辺り一面暗かったのに気付きました。
「ミャン・・あ!もうこんな時間」
「にゃー・・明日も、逢えるかな」
「ミャン・・いいよ、じゃ、明日ここで」
「にゃー・・わかった。」
こうしてこの日は、家に帰りました。
帰ると、ご主人様が心配していました。
「クロ、遅かった、じゃないか」
ご主人様はご立腹でした。でも、怒りながら、僕の身体を、撫で撫でしてくれました。ご飯は、何時も、少量のご飯に、鰹節に醤油とぬるま湯にお肉が沢山ついてます。あと水分補給は、ミルクがついていたり、お水だったりします。僕的には、ミルクが好きです。ご飯を食べて終われば、あとはちょいとさんと、他愛もないお話しをして、お風呂のない日は、そのまま、ご主人様のお布団の上で、寝ていました。さぁ、また、明日も散歩に出かけるか。
「黒猫、クロの冒険」17
次の日の朝が、来ました。とても、気持ちの良い朝でした。僕は、何時もの様に顔を洗います。朝ご飯も準備出来ていました。僕達のご飯は、朝夕の1日2回でした。食事後は、昨日のノラ君に逢う為に、公園に行きました。約束の時間ギリギリでしたが間に合いました。ノラ君はもう来てました。
「ミャン・・待った?」
「にゃー・・う〜ん全然」
ノラ君は、優しく答えてくれました。
そしてノラ君は、こう言いました。
「にゃー・・今日は、他の場所に行かない。」
「ミャン・・いいよ」
こうして、ノラ君との、デートが、始まりました。まずは、公園を、離れて、草原に向かいました。途中までに川や、池があります。水が苦手な僕達にとって、川や、池は邪魔でしたが、楽しい話をしながら歩くので、そんなに邪魔にならないで済みました。着くとそこは、綺麗なお花が咲いていました。お花の名前は、向日葵でした。綺麗な背の高いお花です。太陽の様に咲いていました。
「ミャン・・綺麗なお花だね」
「にゃー・・そうだね。」
そんな話をしていると、ノラ君が言いました。
「にゃー・・この近くに水辺があるので、飲んでいこう。」
「ミャン・・良いよね。飲みましょう。」
僕はノラ君の意見を聞きました。その決断が、思わぬ出逢いを、する事になるとは、この時の僕には、知るよしもなかった。
「黒猫、クロの冒険」18
僕は、ノラ君の言葉で、水辺に向かいました。初めて向かう所なので、道に迷わない様に、自分の匂いをつけながらの道行きでした。
「にゃー・・クロちゃん、ここだよ」
「ミャン・・とても、綺麗」
僕達は、水辺に山や、田んぼが鏡の様に
写っていてとても綺麗でした。僕は、ノラ君に進められるまま、水を飲んでいると!聞き覚えのある声が聞こえたのです。
「ミャー・・あ〜ぁ喉が乾いた」
僕は、振り返りました。そして見て見たら、数ヶ月前から、逢えなくなっていた彼でした。
「ミャン・・貴方は、野良猫さんなの」
僕は、目を疑いました。身体中が、ボロボロだったのです。
「ミャー・・君は、飼い猫さんのクロちゃん」
「ミャン・・やっぱり、何かあったの」
「ミャー・・町から、逃げ出してきた」
話によると、悪い人間に、捕まって、逃げ出してきたらしい。
「ミャー・・クロちゃんは、幸せかい」
「ミャン・・うんとっても」
僕は野良猫さんの話を聞く度に辛くなりました。その人は、野良猫を捕まえては、虐待し、殺す酷い人らしいのです。涙が止まりませんでした。そして、彼と、一緒にいたお友達も、その人に殺されたらしいのです。かける言葉も見つかりませんでした。でも、このままほっておく訳にもいかず、言葉をかけました。
「ミャン・・うちのご主人様にあってくれない。」
「ミャー・・嫌、合わないほうが、良いと思う。」
やはり、心は、ズタズタになっていました。僕は、思いました。人によっては、虐待する人もいるけど、そうじゃない人もいる。何とか彼を助けてあげたいと思う、僕だった。
「黒猫、クロの冒険」19
突然の彼との出逢いから、数時間が経ちました。彼の変わり様に僕は心を痛めていましたが、今の僕にはどうする事も出来ませんでした。友達のノラ君も、元気付けましたが、心を、開く様子はありませんでした。ノラ君が、言いました。
「にゃー・・君は、クロちゃんの家に行かないの?」
「ミャー・・僕は行けないよ❗身体も、汚いし、クロちゃんに迷惑だよ」
「ミャン・・迷惑何かでないよ。」
頑なに拒み続けます。そうしてるうちに夕方になりました。
「ミャン・・今日はここに居て、明日また来るから。」
「ミャー・・飼い主さんが、心配しているよ。早く帰りなよ。」
明らかに元気がありません。
僕は、気を痛めながらも、ご主人様の元に、帰るしかありませんでした。帰路に着く僕の気持ちは、憂鬱でした。
「ワン・・クロちゃんお帰り」
「ミャン・・ちょいとさん、ただいま」
「ワン・・クロちゃん元気ないね。」
そう言われた僕は、思いきってちょいとさんに相談しましたが良い案が出て決ませんでした。ちょいとさんは、
「ワン・・クロちゃんの悪い予感があたってしまったね」と言いました。
「ミャン・・本当にあたってしまったね」苦笑いするしか、ありませんでした。とても辛い夜でした。ずっと泣いていました。それを見ていたご主人様が、ずっと僕のそばに居てくれて、身体中を撫でてくれていました。
「ミャン・・言葉が通じれば良いのに」
「寂しいのか?クロ、大丈夫か?」
と優しく声をかけてくれます。彼は、これからどうなるのか?なかなか眠れない夜でした。
「黒猫、クロの冒険」20
眠れない夜が、明けました。彼は、あの場所にいるのかも心配でしたし、居ても、何もしてあげられない事が悔しくてどうしょうもありませんでした。とりあえず、いつもの様に、支度をしノラ君と待ち合わせをして、昨日の水辺に向かいました。やはり、彼は、いませんでした。
「ミャン・・やはり彼は、いないね。」
「にゃー・・そうだね。いないね。」
僕はノラ君と水辺の何処かにいないか?調べて見ましたが、結局見つかる事はありませんでした。何日も、何回も水辺に足を運びましたが、逢うことはありませんでした。悲しい時が流れます。
でも、良いこも、ありました。それは、毎日の様にノラ君と逢う事で、二匹の距離は近付きつつありました。
「にゃー・・今日はお花畑に行かない?」
「ミャン・・いいよ」
二匹は、毎日の様に逢い心を通わせていきました。少しづつですが、ノラ君の存在が、ご主人様と同じ位大事になって行きました。悲しい、彼の存在、うきうきするノラ君の存在。揺れる二つの思いが、僕の夜を悩ませます。毎日、ご主人様に、撫でてもらいながら、僕は寝てました。季節は変わり、紅葉の季節、になりました。紅葉は、いつ見ても綺麗です。黄色、赤色、オレンジ色、など様々な色が、一本の木に咲き乱れます。ノラ君といつも見ていました。猫には、発情期が、ありますが、僕は、誰も受付ませんでした。なぜか、彼の存在が邪魔するみたいです。ご主人様は、僕が、結婚して、子供が生まれることを望んでいましたが、しばらくは出来そうもありませんでした。そして当時も今もですが、飼い猫さんの場合、避妊手術をされる方もいますが、僕のご主人様は、リスクが高いと反対して、手術は、しませんでした。ご主人様に感謝してました。そのおかげで、恋が出来るからです。時が流れて、僕達猫には、過酷な冬が来ました。
そして、この冬に、ある克服を試みました。
「黒猫、クロの冒険」21
僕達猫にとって、苦手な冬が来ました。今年の冬は、どうしても克服したい事がありました。それは、抱っこでした。僕は野良産まれなので、抱っこされた事がありません。なのでどうしても怖いのです。ご主人様は、僕のそんな気持ちがわからず、抱っこをしてきます。なのでどうしても克服したいのです。それに冬は、ご主人様と、その家族の皆様は、何時もコタツなる物で、暖まります。僕も、コタツの中で、一日の大半を過ごします。でも、コタツの中は狭いので、ご主人様や、その家族の皆様の足に蹴られたりしていました。なので、ご主人様の膝に乗りゆっくりとくつろぎたいのである。その為の抱っこ克服です。まずは、喉をならします。するとご主人様が気付いてくれます。いよいよです。ご主人様の膝にゆっくりと乗ります。
「どうした、クロ、寒いのか?」
ご主人様は、僕にこう言いながら、喉を撫でてくれます。僕は、思わず、声を出して甘えます。すると益々ご主人様は、僕に、気持ち良い事をしてくれます。
「ミャン・・とても、気持ちが良い?」
「クロ、今日は甘えん坊だなぁ?」
と、ご主人様が言いました。そして、何度も、何度も、甘えさしてくれました。その時です。僕は、ある事に、気付きました。今、僕はご主人様に、抱っこされていました。そうです。ご主人様のお陰で、抱っこを、克服していました。
「ミャン・・ご主人様に、抱っこされてる」
「クロ、今日は、暴れないな?」
ご主人様は、そう言いながら、僕の頬とご主人様の頬とを合わせてくれました。
最初の抱っこから、2年の月日が流れていました。こうして、僕はそれからの月日を、コタツなる物の中では、抱っこで、過ごしました。でも、僕はコタツなる物で、過ごしますが、ちょいとさんとジャッキー君は、犬である為か?お外で過ごします。とても可哀想ですが、僕には、どうにもならない事でした。
「黒猫、クロの冒険」22
年の暮れが迫った、ある日の事です。僕は、ちょいとさん、ジャッキー君と色々な、話をして、楽しんでいました。ジャッキー君も、大きくなりました。乳離れもして、普通に食事も、出来る様になりました。でも、甘えん坊の所は、治っていませんでした。ご主人様や、そのご家族も、ジャッキー君にメロメロでした。
「ジャッキー、大きくなったな。」
ご主人様は、ジャッキー君に声をかけます。そんな風景を、僕とちょいとさんは、微笑ましく見守っています。今年は、色んな事がありました。彼との出逢いと別れ、そして再会、そしてまた、別れ。ノラ君との出逢い。ちょいとさんの恋と、子供ジャッキー君の誕生、そして、苦手な、抱っこの克服等、話出したらきりがありません。そして来年も、良い年になるように、頑張ろうと、思う僕でした。
年が明けました。お正月だそうです。ご主人様や、そのご家族は、おせちなる物を、食べていました。僕や、ちょいとさん、ジャッキー君は、何時もより、ちょっと豪華な食事でした。みんながコタツでくつろいでいます。僕も、ご主人様の膝に乗りくつろいでいました。お正月も過ぎて、みんなも普通の生活に戻り出した時です、ちょこっとした問題が発生したのです。ジャッキー君は、普段まだ子供の為に、ちょいとさんの様に繋がれていませんでした。その為、ジャッキー君は、少し遠出した様なのです。ご主人様は心配して、探し始めましたが、すぐに、見付かりました。が、ご主人様は悩んでいました。繋ぐべきか、いなかです。結果は、繋ぐ事がジャッキー君の為だと思い、繋ぎました。そんなこんなで、ジャッキー君がいなくなった事件は、無事解決しました。こんな平和な、僕たちだけど、これからもよろしくお願いします🙇⤵️。
「黒猫、クロの冒険」23
もう、今年に、入ってから2ヶ月が、経ちました。でも、まだまだ寒い日々が、続きます。だけど僕は、何時も、ノラ君と遊んでました。ノラ君の家は、僕の住んでる町の隣に有りました。それでも、僕たち猫にとっては、大冒険です。何せ
ご主人様と比べて、身体が小さいので、見える世界が違います。それでも、良い人もいれば、悪い事をする人も沢山います。でも、良い人に助けられて、生きて来ました。良い人に感謝です。この前も、小さな川を、渡れずにいたら、親切な人が、橋を、かけてくれて、渡る事ができました。ちょいとさん、ジャッキー君も、お友達が、沢山いました。近所の飼い犬さん。ご主人様のお友達等、遊んでくれました。毎日が、本当に楽しい時間です。でも、こんな僕にも、一つだけど心配事がありました。それは、野良猫さんの彼の事です。猫には、発情期があります。その時に、選ぶ権利があるのは、雄ではなく、僕たち雌です。なので、どうしてもノラ君の事を受け入れる事が出来ないのです。ノラ君にはとてもすまないと思うのですが、こればかりは、どうする事も出来ません。それを、ノラ君は、受け止めてくれました。本当にゴメンねノラ君、そう心に刻みつけるのですが、今年の春、運命が、動き始めました。
「黒猫、クロの冒険」24
ある日の事です。いつもの様に、ノラ君と水辺で、遊んでいた時に起きました。近くで、懐かしい匂いがしました。その匂いは、とても、懐かしく、そして切ない匂いでした。ふっと振り返ると、とても、懐かしい、顔がありました。野良猫の彼でした。彼の姿は、益々悲しい姿になっていました。僕は、彼に聞きました
「ミャン・・どうしたの」
「ミャー・・クロちゃんに会いにきた」
「ミャン・・どうして」
「ミャー・・最後に、クロちゃんに、お願いが、あつて」
「ミャン・・どういう事」
「ミャー・・僕が、生まれてきた証を残したい。」
僕は、意味が、すぐにわかりました。野良猫さんの子供を残すと言う事だと。
僕は、嬉しさと、切なさと、が戦っていました。そして野良猫の彼の顔が、涙で、見れませんでした。僕は、その時に決心しました。彼の子供を産もうと・・
「ミャン・・じゃ、10日後、ここにきて」
「ミャー・・わかった。」
彼はそう答えてくれました。近くには、ノラ君も、いました。ノラ君も、泣いていました。僕は、ノラ君に謝りました。
「ミャン・・ノラ君、ゴメンね」
「にゃー・・クロちゃんが謝る事ないよ」
ノラ君も、涙を流すほど、野良猫の彼の事を心配してくれました。辺りを見回すと、もう夕方になっていました。僕は、野良猫の彼とノラ君と別れ、家路につきました。家に着くと、ちょいとさんとジャッキー君とお話をしました。
「ワン・・クロちゃん、よかったね」
「くぅん・・お姉ちゃんおめでとう。」
「ミャン・・ちょいとさん、ジャッキー君、ありがとう。」
そして、その夜は、なかなか、眠れませんでした。
ノラ君ゴメンね。ゴメンね。
と言いなが夜を過ごしました。
「黒猫、クロの冒険」25
野良猫さんの彼との約束の日が来ました。でも、僕は一抹の不安がありました。彼は本当に、あの場所に来てくれるのか?本当に心配でした。いつもなら、ノラ君と行く道も、今日は、僕一匹で行きました。水辺に着きましたが、やはり、彼の姿はありませんでした。どれ位待ったのかわかりません?諦めかけたその時でした。彼の匂いと共に彼の姿がありました。
「ミャー・・クロちゃん、遅くなってごめん」
「ミャン・・野良猫さん来てくれたのね」
僕たちはただ見つめ合う事しか出来ませんでした。そして僕たちはお互いの身体を、あわせてゆきます。そして僕たちは結ばれたのです。静かな時が流れてゆきます。すべての行動が終わった、あと、僕は彼に言いました。
「ミャン・・野良猫さん、ご主人様にあってくれない。」
「ミャー・・いや、逢わない方が良いと思う。こんなに身体汚いし、もう長く生きられないし。」
彼は寂しく答えました。僕は、それ以上彼に声をかけられませんでした。
そして僕達は、別れて、行きました。これが、彼の姿を見た最後でした。それからの彼を、知るすべは、今の僕にはありませんでした。家に着くと、ちょいとさんとジャッキー君も、じゃれあってました。
「ワン・・ジャッキー、ここに座りなさい」
「くぅん・・嫌だ。」
微笑ましい二匹を見ていると、気分が和らぎました。それから僕は、ずっと彼の事を考えていました。何日も、何日も、そして、僕は彼の子供を妊娠している事に気がついたのでした。
「黒猫、クロの冒険」26
野良猫さんの彼と別れてから、数週間が、経ちました明らかに、お腹がふくれ始めました。そのお腹を見たご主人様が、「クロ、病院に行くぞ。」と言い、喜んでくれました。僕たち猫は、妊娠期間は、2ヶ月です。あと30日あれば、子供が産まれます。ご主人様は、色々と、準備をしていました。ちょいとさんも、ジャッキー君も、お祝いの言葉を、掛けてくれます。
「ワン・・クロちゃん、おめでとう」
「くぅん・・お姉ちゃんおめでとう。」
二匹はとても喜んでくれました。
僕は、嬉しさと、少し切なさとが、合わさって複雑な気分です。野良猫さんの彼との間にできた子供です。多分、姿は三毛猫さんになる。ご主人様は三毛猫さんの事を知っているのだろうか?僕はいつもノラ君と遊んでいた為、ご主人様はガッカリしないだろうか?ととても心配でした。ご主人様は子供がお腹にいるため抱っことか、お風呂は、控えてくれました。妊娠期間中は、本当に幸せな生活が、続きました。僕はひっそりと子供を産む場所を探して歩きました。そして良い場所を見つけました。「ミャン・・よしここで産もう」見つけた場所は、ご主人様の家の納屋の中でした。
「黒猫、クロの冒険」27
いよいよ、子供が産まれる時が、来ました。時間は、覚えていないが、夜中だった記憶がある。夜ご飯があまり喉を通らずに、いつになくそわそわ、イライラが来て、もう、産まれると思いました。陣痛も、来てました。僕は、ご主人様に隠れて、産む場所に向かいました。僕たち、猫は、あまり見られると、興奮します。猫さんによって、それぞれですが、でも、僕は、恥ずかしいので、隠れて、産む事を決めました。産まれたら、ご主人様に、見せにゆく予定ですが・・・・
ついに、その時が、来ました。破水した後、いつになく、痛い陣痛が、来ました。そして、一匹目が、産まれました。どんな色かは、覚えていません。続いて2匹目、3匹目、4匹目と産まれました。そこで、陣痛は治まりました。僕は、4匹の母になりました。陣痛が治まり、我が子を見ると、1匹目は、黒猫、2〜4匹目は黒、麦(茶)、白の三毛でした。僕は、野良猫さんの子供を産む事が出来たと思いました。でも、僕たち猫は、とても臆病です。驚いたりすると、我が子を食べる猫さんもいるのです。猫さんにもよりますが、だから、いつ、ご主人様に教えようか迷っていました。まもなく朝が来ます。僕は、思いきって、朝一番で、ご主人様に教えようと思いました。産まれた子供は、皆女の子でした。ご主人様は喜んでくれるのか、心配でしたが、一匹を、口に加えて、ご主人様の所に行きました。すると、
「クロ、ついに産まれたか。」と声をかけてくれました。僕は、子供たちのいる所へ案内しました。
「ミャン・・ご主人様、こっちだよ。」
「クロ、教えてくれるのか?」
ご主人様が付いて来てくれます。僕は、ご主人様の家にある納屋に案内しました。「クロ、4匹産んだんだな。」
ご主人様は、大喜びでした。僕は、子供たちに、お乳を飲ませながら、子供たちの成長を温かく見守って行こうと、思う僕です。
「黒猫、クロの冒険」28
僕の、子供たちが産まれて数日がたちました。子供は、まだ目が開きません。でも、僕のお乳をしっかり飲んでくれます。子供たちは、元気です。あと数日中には目も開きます。ご飯を食べては、子供たちに、お乳を飲ませるのが、今の僕のお仕事です。その時、ご主人様は、頭を悩ませていました。なんと言っても、4匹の名前を考えなければ、なりません。ジャッキー君の名前も、相当悩んで付けてました。今回はその4倍です。悩み方も尋常ではありませんでした。
そして、ちょいとさんもジャッキー君もお祝いの言葉をかけてくれます。
「ワン・・クロちゃん、おめでとう」
「くぅん・・お姉ちゃん、おめでとう」
「ミャン・・ちょいとさん、ジャッキー君、ありがとう。」僕は、お礼を言った。そして、ついに産まれた子供たちの名前が決まったのでした。まず僕と同じ色の子供は、「ジャム」そして三毛猫さんの色した3匹は、それぞれ、「クリーム」「メロン」「チョコ」と名付けられました。とても可愛い〜ぃ名前で、僕は、気に入りました。それからしばらくは、何事もなく、子供たちも元気に、育ちました。少しずつ、少しずつ
「黒猫、クロの冒険」29
子供たちが産まれて3週間がたちました。名前も決まり、子供たちの目も開き、順調に育って行きました。ご主人様も、ずっとニコニコしていますし、ちょいとさん、ジャッキー君、も子供たちをかまってくれます。僕は、毎日ご飯を食べて、運動をして身体を丈夫にして子供たちを、育てて行きます。子供たちの、教育は大変です。何せ、わがまま、気ままな子供たちです。僕の言う事など、聞いてくれません。そんな子供たちに、ご主人様も大変です。
「こら、チョコ、そっちに行ったら危ないだろう」
「ちょいと、ジャッキー皆仲良くするんだぞ」
ご主人様の明るい声が聞こえて来ます。
僕は、安心していました。毎日、毎日、楽しい時間が過ぎて行きます。そして、
ノラ君もたまに、遊びに来てくれます。
「にゃー・・子供たち、あの野良猫さんににてるね。」
「ミャン・・ありがとう。ノラ君」
僕たちは、会うといつも、野良猫さんの話ばかりしていました。野良猫さんは、今、どこで、何をしているのだろう。と子供たちを、育てながら、いつも、心の中で、思い続けていました。
「黒猫、クロの冒険」30
子供たちが産まれて1ヶ月が経ちました。僕たちの生活は、平和その物です。「チョコ」「クリーム」「メロン」「ジャム」僕の子供たちは、すくすくと育ちました。子供たちは、ミルクと離乳食なる物を食べました。離乳食なる物はミルクと同時に、固形物を、与える事だそうです。ご主人様は、それはもう大忙しです。わんぱくな子供たちに手をやいていました。ちょいとさんもジャッキー君も僕の子供たちと遊んでくれます。そして、ご主人様のお友達も、遊びに来てくれます。色んな人に大事にされて、平和な時間が過ぎて行きました。
普段の子供たちと僕の遊び場は、乾燥機なる物です。乾燥機なる物は、ご主人様のご家族が、使う農機具だそうです。1年間の内で使用される日は、ごく僅かな日数なので、僕たちの遊び場なります。「かくれんぼ」したり、「鬼ごっこ」したりと、遊び放題です。そして、何よりも、砂場がとても楽しいのです。僕たち猫は、綺麗好きです。トイレも、汚いとする気がしません。ご主人様は僕たち5匹分のトイレを毎日、掃除してくれました。トイレが、汚なくても砂場があるので平気です。楽しい時間が過ぎて行きましたが、これから大変な事が、自分の身に起こるとは、この時の僕には、知るよしもありませんでした。
「黒猫、クロの冒険」31
子供たちが産まれて、3ヶ月が経ちました。僕も、子供たちも、ちょいとさんも、ジャッキー君も皆元気です。ご主人様は僕たち5匹とちょいとさん親子の世話で、いつも、ドタバタしています。そんなある日の事です。いつもの様に、子供たちの世話をし、一休みしていると、見慣れた場所に、「車」なる物が、ありました。その車なる物は、荷物を、乗せる場所があり、広い所がありました。僕は、子供たちを、乾燥機なる物で、遊ばせて、その「車」なる物の上で休んでいました。子供たちは、無邪気に遊んでいます。僕はその姿を微笑ましく見ていました。どれだけの時間が経っていたのでしょう。いつの間にか僕は眠ってしまいました。そして気が付いた時、僕は、目を疑いました。目の前に広がる光景は、見た事がない景色でした。そうです。僕はその「車」なる物で、知らない土地に運ばれていたのでした。つまり、迷子になったのです。気が焦りました。一時も早く帰ろうと思うのでした。
「黒猫、クロの冒険」32
迷い猫生活・・・2日目
一体ここは、何処なのか?それを知る事が大事だ。僕は、色々と、他の動物さんに聞いて回ったが、詳しい事は、解らなかった。僕は焦りました。子供たちが待っている。1日も早く、子供や、ご主人様、ちょいとさん、ジャッキー君に会いたいと思いました。どれ位歩いたのだろうか?近くにあった溜め池で休憩しました。溜め池には、野鳥さんがいます。僕は、野鳥さんにここが何処か聞くことにしました。
「ミャン・・野鳥さん、此処は何処」
「ぴゅ・・此処は⚪⚪町だよ。」
僕は、聞いた事のない町でした。
「ミャン・・ねぇ?△△町知らない。」
「ぴゅ・・確か南の方角だったかな」
僕は、とりあえず南に向かう事にしました。帰るには、ご飯も食べなくては、いけません。僕は、もとは、野良猫なのでご飯の捕り方は、わかります。生きて帰ることが、今の僕の目標になりました。
そして、今日は、この場所に寝床を取る事に決めました。
・・・・・その頃飼い主の家では
「クロが昨日から、帰ってないよ。」「俺、探して来る。」僕の事を心配して探してくれている様でした。・・・・・
「黒猫、クロの冒険」33
迷い猫生活・・・3日目
この日は、朝から、雨でした。僕たち猫の祖先は、砂漠に住んでいました。その為、厳しい環境に耐える様な機能になっていました。ただしこの毛は油が少なく
一度濡れてしまうと、乾くのに時間がかかります。その為低体温になり死に至る場合もあるのです。それを、僕たちは、本能的に感じて、水がとても苦手なのです。この日は、雨にあまり濡れ無いように、歩きました。兎に角早く家に帰る為に走りました。
迷い猫生活・・・4日目
今日は、昨日と違い晴天でした。歩く距離をのばすには、ちょうど良い天気です。顔を洗いまず南に向かいました。今の手がかりは、南に向かう事だけでした。どこかで、また情報を手に入れたいと思うのでした。
・・その頃飼い主の家では・・
ちょいとさんも、ジャッキー君も子猫と共に暮らしていました。子猫も、飼い主と共に生活しています。
「黒猫、クロの冒険」34
迷い猫生活・・・5日目
今日は、朝から、体調が優れなかった。迷い猫になり、食事があまり食べられず、お腹を空かしていたのだ。野良猫は、いつも、ご飯を食べる事は出来ないのだ。人が出した残飯や、どぶネズミなどを狩り、食事とするのだが、それがある時には、食事出来るが無いときは、水を飲み我慢して、歩き続けます。そして水辺にやって来ました。今まで見た事のない景色でした。とても綺麗な水辺です
とりあえず、僕は、喉を潤しました。それから、お腹を満たす為に食べ物を探しました。ちょうどその時です。1羽の野鳥さんに出会いました。その野鳥さんは、近くに食べ物があることも、あと、何日も歩かないと、僕が住んでいた町に帰れない事など、色々と教えてくれました。しばらく、野鳥さんと話をして、その野鳥さんの言う食べ物がある場所で、食事を、して今日はそこで、休息をしました。

迷い猫生活・・・6日目
今日は、昨日会った野鳥さんの言う通りに、南に向かい歩き続けました。
季節は、秋が来ていました。朝と晩はとても冷え込みました。でも僕は、食事が出来た今日は、休まずに歩こうと思っていました。1日でも早く、皆に会いたいそれが、僕の原動力でした。
「黒猫、クロの冒険」35
迷い猫生活・・・7〜10日目
この時は、色々な事が有りました。その代表な事は、ある日、南に向かい歩き続けていると、目の前に、大きな野良犬さんがいました。野良犬さんにまず声をかけましたが、相手にしてくれません。野良犬さんは、機嫌が、悪かったのです。
「ミャン・・野良犬さん、ちょっと良いい?」
「ぐ〜ぅ・・う〜ん、猫か?」
「ミャン・・此処は、何処かな?」
「ぐ〜ぅ・・うるさい、あっちへ行け」
とても冷たい反応でした。野良犬さんは、生きて行く事に大変でした。僕は、ちょいとさんを思い出しました。僕たちは、今までどれだけ幸せなのかを改めて思いました。早く、ご主人様や、子供たち、そしてちょいとさん、ジャッキー君親子に会いたいと思いました。それから1日中歩き続けました。僕の家族の住む南へ向かって。

・・・・・その頃飼い主は・・・・・・
僕がいなくなって、ご主人様とそのご家族様たちは、僕を探し歩き回っていたらしい、あとで聞いた話なのだが、チラシを作り、隣町まで行ってバラまいたりしてくれたり、僕に牛乳をくれた友達とかと一緒に自転車で遠く離れた場所まで行って探してくれていたらしいのだが・・・
「黒猫、クロの冒険」36
迷い猫生活・・・11日目
この日は、僕にとってとても大変な日でした。朝から南に向かい歩き続けていると、ある動物さん、に会いました。それは、イノシシさん、でした。イノシシさん、はご飯を求めて里山におりてきたそうです。僕はイノシシさんに話かけました。
「ミャン・・イノシシさん、此処は何処。」
「ブー・・僕は、あの山からおりてきただけだから、知らない。でも、あの向こう側に池があるから、そこで、聞いてはどうかな?」
イノシシさんは、優しく教えてくれました。僕は、その言葉通りに、その池に向かい歩き続けました。しばらく歩くと、そこには、とても綺麗な池がありました。そこには、やはり色々な動物さんがいました。そこに1羽の鴨さんがいました。僕は、その鴨さんにこの場所を聞きました。
「ミャン・・鴨さん、この場所、何処かな?」
すると鴨さん、はこう言いました。
「ぴー・・此処は◻️◻️町だよ。」
「ミャン・・では、△△町知らない!」
「ぴー・・その場所なら、2つ町先だよ。」
「ミャン・・南に向かえば良いの?」
「ぴー・・そうだよ。」
僕は、喜びました。とりあえず、南に向えば、良いことがわかりました。一安心です。それから僕は、その池で、しばらく休息して、歩き始めました。

迷い猫生活・・・12〜15日目
この間は何事もなくただ、ひたすらに南に向かい歩き続けていました。休憩とご飯をとりながら、子供たちや、ご主人様とちょいとさん、ジャッキー君親子に会いたい一心で
「黒猫、クロの冒険」37
迷い猫生活・・・16日目
この日は、僕にとって大変な事が有りました。順調に南に向かい歩き続けていた時です。ある人と出会ってしまったのです。その人とは、野良犬や、野良猫を捕まえては、虐待する人に間違いありませんでした。僕たち犬や、猫は、鼻が利きます。つまり血生臭い匂いのする人は、わかりました。そこで、僕はその人に、距離を取りました。なるだけ捕まりたく無いためです。でも、その人は、あの手、この手で僕に近づこうとしています。ご飯を出したり、色々として来ました。でも、僕は怪しく思い、近づきませんでした。するとその人は、僕に網を、被せようとして来ました。それを、僕はヒラリ交わして逃げました。すると、その人は、僕を追いかけて来ました。僕は、必死で逃げました。でも、いつまでも僕を、追いかけて来ます。そこで、僕は逃げる為に、知らない人のお家に、逃げ込みました。すると、その人もその人のお家に入ってきました。・・が次の瞬間です。
「なにしょんじゃ(何してるのだ)」
「嫌・・猫が」
「お前が、動物虐待しよんは知っとんぞ(知っているぞ)」
「警察呼ぶけん(から)待っとけ」
それからその人が、どうなったかは、わかりませんが、当時も動物虐待は合った見たいです。でも、僕は、そのおじさんのおかげで、助かりました。本当はおじさんお礼が言いたいけど、言葉が通じないので、夜が来て、そのお家を後にしました。

迷い猫生活・・・17〜20日目
どれだけ歩いた事だろう。喉が、渇きお腹は減り、休みながら歩き続けてある坂を上りきったその時です。
「黒猫、クロの冒険」最終回
迷い猫生活・・・21日目
ついに、僕は見慣れた景色にたどり着きました。そこは、初めて、野良猫の彼と会った場所でした。
「ミャン・・この場所は、彼と初めて会った場所。野鳥さんもいる。」
僕は嬉しく思いました。そして、一目散に、皆の待っている我が家に向かって、走りました。・・・・・・・そして、ついに、僕は我が家についたのです。
「ミャン・・ただいま〜っ❗。」
「ワン・・クロちゃ〜ん、お帰り・・」
「ミャン・・皆元気だった。」
「ワン・・皆元気だよ。私も、ジャッキーもチョコちゃんも、メロンちゃんも、クリームちゃんも、ジャムちゃんも皆元気だよ。」
僕たちの声に、ご主人様も気付いたようです。
「クロ、クロなのか?どこ行ってたんだ。心配していたんだぞ。」
そう言って僕をきつく抱きしめてくれました。こうして僕の迷い猫生活は終わりました。迷い猫生活は21日間にも、及び僕の身体はかなり汚れていましたが、帰ると、皆が来てくれました。ご主人様、ご主人様のご家族。ご主人様のお友達、ちょいとさん、ジャッキー君親子、
そして、我が子供たち「チョコ」「ジャム」「クリーム」「メロン」たくさんの仲間が、僕の帰りを祝ってくれました。
このお話は、とりあえずここまでですが、またいつか皆さんの前に帰って来ます。その時はよろしくお願いします🙇⤵️終劇


小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である 清ピン さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

感想くれたら嬉しいです
2019/11/15 23:55 清ピン



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