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『お伽話の流星群 2』

千代華著



〈ジューイ〉
同じ教室のユルドって奴が気に食わない。



初めは、とても大人しい奴だと思った。
僕らは休み時間に外に出て遊ぶけれど、ユルドは一人で席に座って本を読んでいる。
いちど、本当は僕たちの中に加わりたいと思っているんじゃないかと思って、ユルドを遊びに誘ってみたけれど、
「ごめん」と言って釣れない態度だった。
一人で本を読んで、たまに図書室に行く。
それが楽しいのか。友達と遊ぶ方が楽しいに決まってる。
せっかく誘ったのに断るなんて。


独りでいるのをかっこいいと勘違いしてるんだ、
クラスメートと話をしながら、僕は本を読んでいるユルドを遠巻きに見つめていた。


夜が嫌いだ。けれど、皆には「怖いものなし」のキャラで通っているので、公言はしていない。「ジューイ、夜が怖いんだってさ」なんて友達から笑われるのは目に見えている。

ただ、なんとなく怖いと思う。昼間はギラギラ照っている太陽も
夜には沈んで、綺麗な色を見せた空も真っ黒に染まる。
空には何も見えないし、外は街灯があるだけだ。闇の中に、
いつか自分も飲み込まれてしまうんじゃないか。そんなことを
考えてしまうから。


「ジューイ、遊ぼうぜ!」
友達に名前を呼ばれて、はたと意識を戻した。授業が終わって、
もう休み時間になっていた。
返事をして教室を出ようと走る。
そのとき、ふとユルドの席を通り過ぎるときに
ユルドの読んでいる本が見えた。
「星」の文字が見えた。


小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である 千代華 さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

二話目です、ようやく
2019/06/01 19:16 千代華



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