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ファンタジー/童話

『泣かないで』

不思議ちゃん☆著



僕は、今日も怒られる。
「涼!!!何でこんなこともできないの!?」
バシッ!!
鋭い音が部屋に響く。お母さんは、鬼のように怒った。
「ごめんなさい。」
僕がそう呟くとお母さんは、
「うるさい!!出てって!!」
怒るんだ。何も出いない僕はダメな子だからお母さんの言うとおりにしなきゃいけないんだ。
今日も、お外に出る。僕がいけないんだ。お母さんの言う通りにしないから、、、
外は、澱んだ空気を綺麗にするかのように外は、青空で美しく輝いていた。
今日も、独りで公園に行く。僕の大好きなお母さんが元に戻るまで

けれど、今日の公園は使えない
「工事中。ご迷惑おかけします。」
漢字は読めないけど遊べないということが僕には、わかった。

また、僕は落ち込んだ。
ふと、公園内の木を見ると小鳥たちが楽しそうに鳴いている。
「小鳥さん達は、良いなぁ。僕も小鳥さんになったら今日も遊んで良いのかなぁ」
そんなことを思っていると僕は、一人の女の子が泣いていることに気が付いた。
「僕と同じで公園が遊べないから泣いているのかな?」
僕は、そっと女の子のほうへ行って声をかけた。


「何で泣いてるの?」
僕は、小さい声で女の子の隣で囁く。
すると、僕に気付いた女の子は、少し顔を上げて
「あのね、公園が使えないから泣いているの。」
僕と同じだった。
「僕も!」
いきなり声を上げて女の子に話した。女の子は、少し驚いていたけどまた、笑顔になった。
すると、女の子が一つの提案をしてきた。
「良かったら、私と一緒に遊ばない?ここら辺にもう1個の公園があるの!」
僕は、少し戸惑った。
けれど、、断ることができずに...
「うん。良いよ。連れて行って。」
女の子の瞳に僕の顔が映る。
初めて、僕と目を合わせてくれた女の子がうれしかった。

それから、僕は女の子に導かれるように歩いていく。
そして、少し歩いたところで僕は女の子に聞いた。
「お名前は?」
すると、ぴたっと足を止めて振り返り僕の顔を見て笑顔で女の子が答えた。
「神沢 美菜だよ!まだ、8歳だよ。君は?」
答えた後に同じ質問で返してくる。
「僕は、、○○〇。6歳だよ。」
すると、美菜は
「よろしくね!○○;!」
元気な声で話を返した。そしてまた静寂が戻る。

その後、少しの時間歩くと神社のような場所にたどり着いた。石段が物凄くある。美菜は軽々と石段を登っていく。
僕も負けじと頑張って石段を上る。
けれど、疲れてしまった僕を後押しするように
「ねぇ、じゃんけんしながら階段上ろ?」
美菜が僕に提案する。
「良いよ」
こんな僕にペースを合わせてくれる美菜が大切な存在に思えた。
そして楽しく石段を上り、一番上まで登った。
上から見下ろす景色はとても綺麗で、感動した。
僕のお家はとても小さくなっていた。

公園というより神社の端っこに遊具がポツンとある程度だった。
けれど、僕達は時間さえ忘れてとても楽しく遊んでいた。

ハッと、我に戻るように気づく。
カラスが飛んでいく。その鳴き声で僕は、お家にいるお母さんのことを思い出す。
もう少し遊んでいたいという思いと、早く帰らなければという2つの思いが交じり合う。

でも、美菜でもお母さんにはかなわなかった。
時間が過ぎるごとにお母さんへの思いが溢れ出てくる。
先ほどまでの笑顔が次第に消えていく。
だから、美菜に話す。
「美菜。僕もうお母さんのところに帰らなきゃ。お母さんがまた怒っちゃう。」
そしたら、美菜は、
「帰っちゃうの?もうちょっとだけ居てよ。お願い✕✕」
半泣きでお願いする美菜に僕は何故か同情してしまい。
「わかった。少しだけならいいよ。」
引き受けてしまった。
先程の綺麗な夕暮れの景色は消えさり真っ暗になる。
灯は、町のほうにポツンとついている。

そろそろ、身の危険を感じてもう一度美菜に話してみた。
「美菜。ごめん、僕もう帰る。」
今度は、僕が半泣きで美菜に話した。
すると、美菜は、
「うん。わかった。けれど、、、一つだけ覚えておいてね。」
美菜の瞳にまた僕が映る。

 神社の石段を下りるまで、絶対に泣いたらだめだよ?
                          」

真剣な表情で僕に言う。
「なんでダメなの?」
すると、美菜は
「泣いたら、神隠しに合うんだよ。」
僕には、神隠しという意味が分からなかった。
でも、とりあえず。
「わかった。美菜遊んでくれてありがとね!また、遊ぼうね。」
少し心配そうな顔と寂しそうな顔をした美菜がかわいそうに思えて、僕は美菜の頭に手をのせて
「泣かないで。」
一言呟いて石段を駆け降りる。
でも、風の音や不気味な木や、不安定な足場でなく準備は万全。
もう、無理だと僕は思って、もう泣き出しそうな中に美菜の言葉を思い出す。
「泣かない!!そうだよ、泣いたらだめ!」
僕は、それを口に出すも不安感が勝ってしまい
泣き出してしまった。あともう少しのところで
泣き出したと同時に何匹もの大きな黒い影が僕を襲う。
黒い影に運ばれるように手足が引っ張られる。
僕は、物凄く泣いた。
神隠し、、それは綺麗に丸く収めた言葉。
本当の意味は、悪魔の生贄
僕は、もう頭が真っ白になる。
ふと最後に思い出した名前、、、僕は叫んだ。恐怖を押し殺して

「美菜ぁぁっぁぁぁ」

声にならない声を出して美菜の名前を叫ぶ。
それと同時に明るくまぶしい光に包まれる。

その後、僕の記憶はなく思い出したのは、
病室でお母さんが泣いていること、、、

そして、あの黒い影と光に包まれた人に
「唯人、泣かないで強く生きて。楽しかった。ありがとう」

そういわれたこと、僕、三田川 唯人はこの、、20年前の記憶も今でも時々思い出す。  end

小説のコメントコメント
この作品の著作権は、作者である 不思議ちゃん☆ さんに帰属します。無断転載等を禁じます。

最後までお付き合いありがとうございました。
この、お話はある泣き虫の子供が不思議な女の子に手を伸ばされて未来でも強く生きれるようになれという思いが込められたお話です。

今度は、女の子視点の気持ちになってこの話をもう一度読んでくれるとありがたいです。

これで完結になります。
ありがとうございました。


製作時間 30分



☆☆またね!!!
2018/12/22 18:03 不思議ちゃん☆



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