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ファンタジー/童話

『旅人の足跡』

うに著



どのくらい歩いただろうか。
砂漠の真ん中を旅人は歩いていた。黒のTシャツに黒のパンツ背中にはリュックを背負っている。
太陽は真上に上がっているので恐らく正午ごろだろう。その日差しは旅人の体から水分を奪ってゆく。
幻覚を何度も見た。倒れそうになりながらも前に進む。
それは日が暮れようとしているころだった。そこは小さな街だった。商店街と見られる通りの街灯にはあかりが灯っていた。旅人は果物屋の主人に泊まれる所を聞き、教えてもらった宿屋に泊まった。翌朝、旅人は昼前に起きて宿屋の前のレストランでスパゲッティを食べた。宿泊費と食事代で所持金はほぼ底を尽きていた。街の建物のほとんどは2〜3階建てで、土壁になっている。旅人が商店街の出店を見て回っていると
「よぉ〜兄ちゃん」
と如何にも不良っぽいセリフで5人組の若者が近づいてきた。
「なあ、今、金無くって困ってんだわ」
「少しでいいからさ〜、貸してくれるよね?」
すると旅人は
「良いですよ。でも条件があります。1対1の決闘で僕が負けたら全財産を差し上げましょう。その代わり僕が勝ったら皆さんの所持金を頂きます。」
それを聞いて不良達はニヤつきながら
「へっ、そんなのただ怪我するだけだぜ、やめときな」
「構いません。始めましょう」
すると不良の中で一番体の大きな者が旅人の前に立ちファイティングポーズをとった。
「このコインが落ちたら始めましょう」
そう言って旅人は高くコインを放り投げた。不良はコインが落ちると同時に旅人目掛けて突っ込んだ。旅人は立ち尽くしている。2人の間が1mに縮んだその時、
「バキューンバキューン」
銃声がなった。旅人が背中に隠していたピストルを発砲したのだ。弾は2発とも不良の耳の横を通っていった。不良は腰を抜かしてひっくり返っている。残りの4人は
「銃を使うなんて卑怯だ!」
と抗議したが銃を持った旅人が
「何か言いました?」
と言って睨むので黙り込んでしまった。旅人が約束のお金を催促するとお金の入った小袋を投げ渡し逃げ去っていった。旅人は小袋とピストルをしまうと歩き出した。

旅人は歩き続ける見えない何かの為に

小説のコメントコメント
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2018/11/30 17:29 うに



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